Arasの事業性:CEOピーター・シュローラ インタビュー

本インタビュー(Q&A)は、ArasマーケティングのJennifer McCulloughにより行われ、Aras.com内のブログで公開されている内容を日本語訳にしたものです。オリジナルの英文については、こちらをご覧ください。

Arasは昨年またも記録的な成長を遂げることが出来ました。競合他社が活気の無い状況の中(”lackluster” results)、Arasが成長し続ける秘訣を知るべく、CEOのピーター・シュローラに話を聞いてみました。

aras plm ceo peter schroer

Jennifer McCullough(以下JM):Arasは最近、5年連続で記録的な成長を達成したことを発表しましたが、ここ数年の経済状況の中、これは非常に大きな達成だと思います。Arasはどのようにこの記録的成長を成し遂げたのでしょうか?

 Peter Schroer(以下PS): 私たちも他の多くのベンダーのように、用意周到の準備し、それがタイミング良く実施できたこと、そして正直「運」もありました。世界の経済状況が変わり始めました。グローバルなビジネスリーダーは、ユーザとソフトウェアベンダー間でより良いリスクバランスを考慮したエンタープライズソリューションを探し始めていました。Arasエンタープライズオープンソースモデルを立ち上げたのはちょうどその時期でした。

JM:新しいビジネスモデルがArasにとって成功しているということですね。どういったお客様がArasに興味を持って頂いているのですか?

 PS: 毎年、売り上げの約半分は、PLMを始めて使用されるお客様です。我々は今までPLMに無縁だった多くの企業にPLMを使って頂いています。それは、従来のPLMライセンスモデルでは購入を考えることも無かったからだと思います。また、興味深いのは、我々は多くのPLMシステムの置き換えも行っています。

JM: なぜ、多くの企業はPLMシステムを置き換えているのですか?

PS: 従来のPLMシステムの平均寿命は約3年と言われていますが、その3年間の間にソフトウェアのライセンス費用やコンサルティング費用のために$5-$10 million (約4.5億円~9億円)程度の莫大な支出を行っています。そして、その3年が経つ時期に、ソフトウェアを正常に運営させるためプロジェクトの範囲を狭めざる負えない状況だったり、PLMを最大限有効活用している人員数が当初計画していたよりもはるかに下回るといった現実が浮き彫りになります。そういったタイミングになるとCFOがプロジェクトのROI(費用対効果)を見直しはじめます。

JM:CFOと言えば、Arasも最近新しいCFOを迎え入れましたが、なぜその決断に至ったのですか?

PS: 5年前我々は、複数のパートナーを含め、アメリカ国内の企業でした。しかし今日、我々のオペレーションは3つの大陸で4つの通貨で行われています。また、パートナー数も既に80を超えています。これから迎える将来の成長のために、またArasが次のレベルに進んでいくために、グローバルな経験を持つCFOが必要でした。

JM:エキサイティングですね!