製品開発支援システムの仕組み:「しらせる」 - 社外に知らせる

今日では製品開発が社内だけでクローズして行われることが稀になってきてます。

また、社外の協力会社と密な情報共有を実現することで製品開発効率を向上させることができるのは、容易に想像することが出来ます。

今日ではWebを中心としたインターネットの技術の発展により、ネットワークを使った遠隔地とのコラボレーションも簡単にできるようになってきました。

しかし、設計情報を社外の人と共有するには、きめ細かな権限設定を実施してセキュリティを維持し情報漏洩を防がなければなりません。

また、社外の人を巻き込んだシステムを構築するとなると、ライセンス費用だけでもかなりの投資が必要になってきます。

社外の人とコラボレーションする製品開発環境を実現するには次の3つのポイントを考慮してシステム構築を進めるとよいでしょう。

・きめ細かなセキュリティ設定

PLMシステムで管理されているデータを共有する際、社内用データと社外用データを分けて管理するのは大変です。

簡単なのは同じデータを様々な条件に分けて見えるデータを切り替えていくようにすることです。

アクセス条件に応じた権限を用意し、検索データとして表示されないようにしたり、更新や削除の権限を分けて設定できることはもとより、特定の番号のデータや登録されているデータの内容に応じて権限を変えたり、また参照画面や更新画面を社内と社外で分けて個別に持たせたりといったきめ細かい権限設定が出来ないと、社外の人と情報共有することは難しいといえます。

合わせて一度設定したセキュリティ設定を簡単に変更できるような仕組みが無いと、システムの陳腐化を早めてしまいます。

・社内とは異なるタイミングで通知する

社外に知らせるタイミングは、社内のプロセスとはおのずと異なってきます。

また、社外との情報共有を考えた場合、通知する対象の人たちが飛躍的に増加します。

社外とのコラボレーション環境を構築する際には、社外の人が常に最新の情報で作業できるように情報を公開するとともに、社外からのフィードバックもタイムリーにもらえるようなコミュニケーションの仕組みをシステム構築時に設計しておく必要があります。

・2重入力が発生しない仕掛け

せっかく社外の人と情報を共有してコラボレーションできても、フィードバックや成果物を再度手入力していたのでは手間がかかるばかりでコラボレーションの効果は出てきません。

データの2重入力を無くすには同じPLMシステムを社外の人に開放するのが一番簡単な方法です。

Arasがエンタープライズ・オープンソースPLMという形でPLMシステムを提供しているのも、このような大規模なコミュニティを構成する製品開発業務を実現することを可能にするためです。

-久次 昌彦-

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