ACE 2016 JAPAN 開催報告

9月1日・2日に開催されました「Aras Community Event(ACE) 2016 JAPAN」では、大変多くの製造業界のお客様に足を運んで頂きまして、誠にありがとうございました。おかげさまで、会場をほぼ埋め尽くすお客様にご来場頂きまして過去最大規模の大盛況な2日間となりました。本開催報告では、ユーザー事例講演、さまざまなトピックスの分科会講演、Aras社員による講演内容、等々盛りだくさんな2日間のダイジェストを報告させて頂きます。

ーーーーーーーーーーーーーー Day1:9月1日(木) ーーーーーーーーーーーーーー

「キーノートスピーチ(peter同時通訳)」
 Aras Corporation
 CEO & Founder, Peter Schroer

Aras CEOのPeterよりArasの戦略と今度の動向に関して述べました。なぜArasが多くのお客様に受け入れられているか、実際にどういったイノベーションを起こしているのか、および今後Arasはどのようにお客様に貢献していこうとしているのか、その立場を明確にしながら説明致しました。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

■ユーザー事例
「Enterprise PLM- A Global Compliance Imperative (同時通訳)」
 Carestream Health Inc.
 Executive IT Director, David G. Sherburnedavid

複雑化するグローバリゼーションを背景に莫大なデータを今後どのように活用し企業の競争力とコンプライアンス遵守に活用していくのか、医療機器メーカーのFDA対応など具体的な事例を踏まえてご紹介して頂きました。

本講演の資料のダウンロードはこちら

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

■ユーザー事例
「日立ハイテクにおけsakai-sanる次世代PLMシステムの構築」
 株式会社 日立ハイテクノロジーズ
 情報システム本部 那珂情報システム部 
 部長 酒井 卓哉様

長年に渡り利用してきた既存システムから、次世代PLMシステム(Aras Innovator)へのリプレイスをされた経験を通して、当時の評価ポイントをはじめ、準備、開発、データ移行など苦労した点を踏まえたストーリーを赤裸々に語って頂きました。

本講演の資料のダウンロードはこちら

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

■ユーザー事例
「OnePDM – PLM ~Unified PLM Process~」
 日本マイクロソフト株式会社
 第二インダストリー統括本部 製造インダストリーマネージャー 鈴木 靖隆様suzuki-san

Nokiaのスマートフォン事業買収に伴い、ビジネスプロセスの統合という大きく複雑な課題に直面したMicrosoft社が、その必要性と妥当性を評価し、いかに統一したプラットフォーム”OnePDM”を導入したのかを具体的にご説明頂きました。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

■Aras Community Reception(懇親会)

Aras CEOであるPeterからの乾杯の挨拶から始まり、Aras USボードメンバーやAras Japan社員と、多くのパートナー様およびお客様との親睦を深めて頂けた懇親会となりました。また、懇親会後半では、Aras Community(お客様+パートナー様+Aras)で構成された「アラスバンド」による生演奏がサプライズで公開されました。参加された皆様に満足して頂ける懇親会となりましたらAras社員一同大変嬉しく思います。

ーーーーーーーーーーーーーー Day2:9月2日(金) ーーーーーーーーーーーーーー

「INNOVATION masahikowithout LIMITATION」
 アラスジャパン
 社長 久次 昌彦

既存PLMの概念を超えたエンタープライズプラットフォームとしての「Aras Innovator」という観点により、企業また世の中にイノベーションを実現していきたいという熱い思いを述べました。今後のArasに期待してください!

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

「Aras最新機能情報(同時通訳)」
 Aras Corporation
 Vice President of Product Management, John Sperlingjohn

Arasの製品開発担当副社長であるJohnにより、
Technical Documentation(技術文書管理)などの最新機能に加え、イベント当日にプレスリリース発表されたManufacturing Process Planning(製造プロセス計画)機能について説明し、EBOM-MBOM連携を可能になったと述べました。
また、今後続々と公開される、品質管理システム機能(QMS)、サプライヤーエクスチェンジポータル、CAD製品を代表するあらゆる周辺製品とのコネクターのご紹介を致しました。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

■基調講演
「IoT、AI時代のマイクロソフトのインテリジェント・クラウド戦略」
 日本マイクロソフト株式会社
 執行役 最高技術責任者 榊原 彰様sakakibara-san

ビックデータ解析やIoT支援へのニーズが益々高まる中、Microsoft社が自社クラウドであるAzure上でのサービスを整備しております。その豊富なソリューションと信頼性のご説明をメインに、今後の戦略・将来像に関してのお話を頂きました。

本講演の資料ダウンロードはこちら

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

■分科会

慶應義塾大学大学院システムデザインマネジメント研究科 特任助教 石橋先生による、システムズエンジニアリングとMBSEのセッションでは、初心者の方にも分かり易い講演内容でしたので、大変分かり易い!ためになった!というお声をたくさん伺いました。

EBOM-MBOM連携を可能にした待望のMPP(製品プロセス計画)新機能のセッション、2016年8月下旬にプレスリリース発表した図研様との協業についてのお話しして頂きました図研様セッション、には多くのお客様が参加していました。

株式会社システム計画研究所様による製造業におけるAI適用、ヤンマーエネルギーシステム株式会社 大坪様によるAras Innovatorのカスタマイズ手法についてのご講演など、さまざまなコンテンツを皆様にお選び頂き、多くのセッションを聞くことができて良かったというお声を多く頂きました。

今年日本のACEでは初めての試みとなるUnconferencedセッションでは、日本のお客様の生の声を直接Arasボードメンバーに言える絶好のチャンスとなり、参加者の皆様には積極的に意見交換をして頂けました。頂きました貴重なご意見は今後の製品開発の参考にさせて頂きます。

unconferenced

テーマは自由!参加者とインタラクティブなディスカッションを行ったUnconferencedセッション

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

「Arasのビジョンと製品ロードマップ(同時通訳)」
 Aras Corporation
 Chief Architect, Rob McAveneyrob

ArasのチーフアーキテクトであるRobにより、
今後のAras Innovator製品ロードマップについて述べました。
ものづくりのコンセプトから設計、開発、製造、サポートまでの工程において、Arasがどのような機能拡張を今後予定しているか説明致しました。

ーーーーーーーーーーーーーーー 2日間通して ーーーーーーーーーーーーーーーー

2日間通して併設しておりました展示会場では、たくさんのArasパートナー様によるソリューションを展示致しました。マイクロソフト様にはSurface Hubをお持ち頂き、迫力のある大画面でAras Flowを操作するデモなどを実施していました。講演者ブースでは、当日ご講演して頂いた講演者の方にお越し頂き、同じような課題とお持ちの聴講者の方々からの質問で行列が出来ていました。

また、今回新たな試みⅡである「ArasJapan公式Facebookいいね!キャンペーン」にご参加頂いたお客様には、Arasオリジナルじゃがりこをプレゼントさせて頂きました。Facebookページにも最新情報を投稿しておりますので、是非ご確認ください!

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

このように、お客様+パートナー様+ArasのAras Communityで作り上げるAras Innovatorには、この「ACE 2016 JAPAN」での情報交換や交流が絶対不可欠です。ご来場頂きましたお客様、パートナー様、お忙しい中お越し頂きまして心より感謝申し上げます。

最後に、ACE 2016 JAPANに協賛・協力頂きました、以下パートナーの皆様には重ねて御礼申し上げます。日本マイクロソフト株式会社IHSグローバル株式会社株式会社ADSSCSK株式会社株式会社 図研デジタルプロセス株式会社株式会社ネオシステムコベルコシステム株式会社ザイオネックス株式会社株式会社日立システムズ株式会社ワイ・ディ・シー伊藤忠テクノソリューションズ株式会社株式会社MCOR応用技術株式会社カコムス株式会社ケイレックス・テクノロジー株式会社株式会社プルーブ

全てのACE講演資料のダウンロードはこちら:
http://www.aras.jp/plm-software/?n=aras-plm-pdm-software-japan-community-event-2016-jp

それでは、皆様また来年のACE 2017 JAPANでお会いしましょう!

Aras PLMの詳細・ダウンロードはこちらから
Aras_Logo_2013

カテゴリー: ACE Japan, イベント・セミナー

ヤンマーエネルギーシステム様:Arasを利用した、統一されたアプローチによるデータ管理

ヤンマーエネルギーシステム様は空調および発電システムの大手メーカーです。同社の製品の寿命は20年、ものによっては30年にもなります。製品ライフサイクルが長いだけに、同社の成功のためには効率的で長寿命の情報管理システムが極めて重要です。

Arasを導入するまで、ヤンマーエネルギーシステム様ではこうしたデータを PDMソフトウェアやセールス・ロジスティクス・ソリューション、個別のスプレッドシートなど、複数のデータ管理システムを組み合わせて保存していました。しかし、既存の文書管理システムや個別のスプレッドシートを使う既存のやり方では、重要な顧客情報を探すのは極めて困難でした。

事業が拡大するにつれ、分散したデータ管理システムの問題が顕著になっていきました。そして、既存のシステムをそのまま使うか、PLMに置き換えるかを検討する中で同社は初めてArasの存在を知り、詳細を調べることにしました。

ヤンマーエネルギーシステム様は、Arasを使って部署や場所を問わず全てのユーザーがアクセスできるPLMの統一バックボーンを構築しました。同社にとってArasのメリットのひとつは、自分たちのビジネスニーズに合わせて、PLMソリューションを自社でカスタマイズできることでした。

Aras導入のメリット:
・ 情報の蓄積および検索機能の向上
・ 主要な従業員全員がアクセスできる統一されたデータ管理ソリューションによって、部署を越えた社内の連携を強化
・ 顧客向けのカスタマーサービスと見積もりプロセスを効率化

「サブスクリプションモデルとそれによる低い総所有コストだけでなく、アップグレードやトレーニングもサブスクリプション価格に含まれていたこともあり、ビジネスの観点からArasを選択するのは簡単でした。」と、ヤンマーエネルギーシステム株式会社 経営企画部、大坪啓二氏は述べています。

ケーススタディ全文はこちら:http://aras.com/plm/003302

9月1日・2日に開催のACE 2016 JAPANでは、ヤンマーエネルギーシステム大坪様のご講演がございます。本ケーススタディの取り組みのその後に行っている独自のカスタマイズについてご登壇頂きます。こちらもお見逃しなく!

ACEのアジェンダ等の詳細はこちら:http://aras.com/plm/003229

Aras PLMの詳細・ダウンロードはこちらから
Aras_Logo_2013

カテゴリー: Uncategorized

今日の自動車業界における製品の複雑さ:今のままのPLMでよいのでしょうか?

今日のグローバルな自動車企業にとって、製品開発はソフトウェアとともに複雑さを増し、電気化とコネクティビティでの進歩が不可欠になっています。

以下の点がそれを証明しています:

・プライスウォーターハウスクーパーズの最近のレポートによれば、自動車の製品開発における新機能の90%以上をソフトウェアが支えています。

・既存の自動車メーカーは、破壊的革新に関して策がないわけではありません。トムソンロイターの業界調査では、自律性やコネクティッド・カーの革新を前進させるために考案される自動走行車関連の特許の数では、既存の自動車メーカーがシリコンバレーのベンチャー企業を上回っています。

・その他の例では、Googleのセルフドライビングカープロジェクトとフィアット・クライスラーは先週、2017年発売予定のクライスラーのミニバンに3社の自律走行技術を統合することを発表しました。Googleにとって、同社の自動運転技術を乗用車に統合するために自動車メーカーと直接協業するのは初めてのことです。

・コネクティッド・カーに関しては、ゼネラルモーターが、始動モーター、燃料ポンプ、12ボルトバッテリーなどのメンテナンス上の問題をドライバーに知らせるよう設計された、同社が業界初と謳う予測技術を紹介しました。このことは、飛行機が到着する前に検査が必要な部品をグラウンド・クルー(地上勤務の整備士)に飛行中にメッセージを送信できるボーイング787に見られるような革新技術に匹敵する技術だとしてもてはやされています。

破壊の連続

追加的な市場の力が、拡張された国際的なサプライチェーンと協業パートナーという形で自動車市場を破壊しています。新たな競争相手、合併、買収が、一夜にして自動車業界地図を変えてしまい、ますます複雑な製品開発を管理するプロセスを複雑にしています。

こうした状況の中で前に進み、生き残っていくためには、業界全体としてもっと「Business of Engineering(ものづくりのビジネス全体を効率化)」を重視する必要があります。つまり、製品化までの時間を短縮するために各部門の連携を促進し、品質や安全性を改善しつつ新製品のスループット(処理能力)を向上させ、設計および生産の複雑なプロセスを可能な限り効率的に管理しなければならないのです。

自動車業界におけるPLMの転換

自動車関連企業がこれまで経験したことのない変化に直面していることを考えれば、これまでの従来型で融通の利かないPLMシステムのような単なるデータサイロは、これからの製品ライフサイクルにはもはや役立ちません。

メカ、エレキ、ソフトのコンポーネントの管理をシームレスに統合し、製品データに関する単一のデジタルスレッドを生成できるシステムを構築していくというアプローチが、製品開発に必要となります。

Arasでは、エンタープライズPLMに対する柔軟で革新的な新しいアプローチを紹介する自動車業界に関するホワイトペーパーを発表したばかりです。

このホワイトペーパーでは、PLMの新しいプラットフォームアプローチの主なポイントに言及しています。このアプローチによって、自動車メーカーはデジタル変革を推し進め、複雑でコネクティッドな自動車の設計、生産、サービスのためのBusiness of Engineeringをすべてサポートする念願のPLMの構想を実現することができます。

今日の自動車メーカーがいかにリソースを最適化し、費用のかかるエラーを減らし、開発サイクルを短縮し、そしてよりよい製品作りと収益性の向上につなげていくことができるのか?ホワイトペーパー『自動車業界におけるPLMの転換:現状を打破するために』をダウンロードして、その答えを見つけてください。

ダウンロードはこちらから:http://www.aras.jp/plm-software/submitted.aspx?n=automotive-plm-aras-business-of-engineering-jp

Aras PLMの詳細・ダウンロードはこちらから
Aras_Logo_2013

カテゴリー: Arasについて, Uncategorized | タグ: , , , , ,

第27回設計・製造ソリューション展(DMS) 出展のご案内

いよいよ来週開催となります、製造業向けのITソリューションが一堂に出展する専門展「第27回 設計・製造ソリューション展(DMS)」 にArasブースが帰ってきます!

DMSのAras展示ブースでは、ものづくりITにおける最適な構成を実現する「Business of Engineering(ものづくりのビジネス全体を効率化)」 をテーマに掲げ、PLM業界で急成長を遂げているAras Innovatorがどのように「包括的なアプリケーションラインナップ」「柔軟に業務に適応可能なフレームワーク」「あらゆるシステムおよびツールとの容易な接続」を実現しているかをご紹介します。
プレゼンテーションステージおよびAras展示ブース、Aras認定パートナーによる独自ソリューションをご覧いただき、Aras Innovatorの基本のキから最新バージョンの機能デモまで、是非この機会にArasブースでご体感ください。

■ 開催日時:2016年6月22日(水)・23日(木)・24日(金)
10:00 ~ 18:00(最終日のみ17:00)
■ 会場:東京ビックサイト
■ 出展ブース:東2ホール(CAD & PLM/PDM ゾーン)東15-16
■ 出展製品:コンポーネントエンジニアリング、ビジュアルコラボレーション、技術文書作成機能 等
■ 共同出展社:コベルコシステム株式会社「設計業務改革のためのPLMテンプレート」
デジタルプロセス株式会社「Aras Innovatorを使用した3Dデータの活用」
株式会社 ADS 「ここまでできる!業務システムPLM Aras Innovator」
SCSK株式会社「IoT × SCSK × Aras Innovator – つなぐで実現するものづくり情報基盤 -」
■ 弊社DMSウェブサイト:http://aras.com/plm/003233
■ 展示会招待券(無料)のお申込み:https://contact.reedexpo.co.jp/expo/DMI/?lg=jp&tp=inv&ec=DMS
■ 事前アポイントメントシステムのご登録:http://dms.apposys.jp/

当日は弊社ブースは混雑が予想されます。じっくり説明をお聞きになりたい方は、上記事前アポイントシステムにご登録いただくか、marketing@aras.jp までご連絡ください。

■ プレゼンテーションスケジュール:

■ 会場案内図およびブースイメージ:

こちらのブースで皆さまのご来場を心よりお待ちしております。

Aras PLMの詳細・ダウンロードはこちらから
Aras_Logo_2013

カテゴリー: イベント・セミナー | タグ: , , ,

Test Drive on Azure Market Place

 

Test-Drive-Car.2png.png

 

PLMって最近よく聞くけど、結局どういうものなの?」

PLMでは何ができるの?」

「うちの会社のこういう問題も解決できるの?」

「システムを導入するにはまず稟議を申請しないとなあ…」

Aras Innovatorの評判を聞いてインストールはしてみたけど、どこから使い始めればいいか…」

 

 

 

これまでも無償でダウンロード、利用開始できたAras Innovatorですが、
今回は期間限定でコンサルティングサポートを無償で提供することにいたしました。

 

面倒な稟議、巨額のソフトウェア初期投資の必要なく最新鋭のPLMソリューションを試し、
運用開始に向けて経験豊富なコンサルタントによる
構築・運用のアドバイスを得ることが可能です!

 

 

詳細はこちらから PLM Test Drive on Azure 2016 Japan – Leaflet

Aras Innovator on Azure Marketplace
https://azure.microsoft.com/ja-jp/marketplace/partners/aras/aras-innovator-plm-suite/

 

カテゴリー: Uncategorized

CEOピーター・シュローラ ブログ 「IoT – 安心してください。まだ間に合います。」

IoT – Good News Is…You’re Not Too Late_JA

IoTは世界を一変させる次なるゲームチェンジャーでしょうか?新しいハイプ(誇大な宣伝文句)でしょうか?それとも、EMCなどエンジニアリングを牽引する企業が20年前にすでに行っていた、優れたビジネス手法なのでしょうか?

ハイプ・サイクルというものはとても説得力があります。あなたの耳元で“なぜIoTをまだやっていなんだ?”と叫んでいるCEOも同じです。自らなぜ?と問いかけてみましょう。インダストリー4.0やIoT、これらの一番の目的は何でしょうか?皆さんはそれらすべてのデータをどう扱おうとしているのでしょうか?そして、ソフトウェア、エレクトロニクス、クラウド接続を使ってものづくりをする準備が本当にできていますか?これまで50年間スニーカーを作ってきた皆さんは、エレクトロニクス技術についてどのくらいご存知なのでしょうか?

ハイプのジェットコースターに飛び乗ることの問題はここにあります。最初のチップを靴に組み込む前に、そのチップで何を計測しようとしているのかを理解しておく必要があります。これは技術的な話ではありません。そもそものビジネス戦略の議論です。なぜ?と問いかけ続けなければなりません。なぜ自分たちはこれをしているのでしょうか?なぜお客様はこれを必要としているのでしょうか?なくても全く問題ないのに新しい電子部品やソフトウェア、アプリケーションを歯ブラシに追加することのメリットが本当にあるのでしょうか?そして、その開発によって上乗せされる製品のコストを誰が負担するのでしょうか?

こうした「なぜ?」に答え、それに納得することができて初めて、皆さんは「どのようにして?」の話ができます。この技術をどのように皆さんの製品に追加すればよいでしょうか?当社のパートナーであるMicrosoft社は、Azure上で優れたIoTプラットフォームを提供しています。これには、検証作業のためのテンプレートやIoTライブラリー、データ収集分析事業者およびBIツールが含まれています。そしてこのツールボックスで本当にすばらしいのは、皆さんのアイデアのモックアップやプロトタイプを作るために使えるという点です。しかし、これは単なるプロトタイピングとイノベーションです。皆さんにとってさらに検討すべき重要な「どのように?」があるという点で、マイクロソフト社とArasは同じ考え方をしています。研究室でプロトタイプを作ったら、次はテレメトリー(遠隔測定)に必要なセンサーを製品に組み込むという、まさに皆さんの製品の核心となるステップが待っています。そこには、センサー、ソフトウェア、クラウドデータの収集、PLMシステムへのフィードバックなど、数多くの可動部分(動的部分)があります。そこで望ましいのは、システムズエンジニアリングのプラットフォームを準備することです。なぜなら、皆さんは今や、極めて複雑なものを管理しようとしているからです。

しかし安心してください。まだ間に合います。新製品を市場に投入するのには時間がかかります。皆さんが本当にいくらかの試験を行うことを検討し、その意義を見出し、それからIoTビッグデータを実現し収益を生むまでに2年はかかります。CEOにとっては悪いニュースですが、IoTは皆さんが昨日始めたものではありません。IoT戦略を立案し、有用なセンサーをきちんと設計し、それを搭載した製品を開発・製造・パッケージして出荷し、そこから2年後に初めてそれらのセンサーが街頭で自宅に電話をかけるのです。これはロケットの打ち上げプロジェクトのような、実りあるフィードバックを得るのに5年は想定しておくべき計画なのです。

ここはひとつ、常識的なアプローチをとりましょう。まずは、皆さんが入手できる範囲のデータを検証する概念実証(POC)を設計しましょう。平行して、何が収集するに値する意義のあるビッグデータなのかを誰かが検討する必要があります。そうした作業を設計プロセスに戻しましょう。そして、システムズエンジニアリングのアプローチをとった方がよいところはまさにこの部分なのです。というのも、それは単に“皆さんの”製品とそのソフトウェアの話ではなく、それが接続するモノ、そして、皆さんの会社の設計およびフィールドメンテナンスのチームが使うPLMへのフィードバックループの話にまで及びます。

よいニュースは皆さんが遅れを取っているわけではないということです。しかし現実的には、今システムズエンジニアリングについて学び始めPLMシステムを稼働させるときなのです。PLMとはシステムズエンジニアリングであり、IoTとは皆さんの「Business of Engineering」を実現することに他ならないからです。なぜIoTを製品に取り入れようとしているのですか?どのようにそれを実行するのですか?それが正しい方向であることをどのように確認しますか?これらは、収益性のある、お客様から愛される優れた製品を作るために皆さんが下さなければならないビジネス上の意思決定なのです。

Aras PLMの詳細・ダウンロードはこちらから
Aras_Logo_2013
カテゴリー: プレジデント メッセージ, Uncategorized | タグ: , ,

第一回名古屋 設計・製造ソリューション展(DMS)でのAras Innovator出展のお知らせ

2016年4月19日~21日に、ポートメッセなごやで開催される
「第一回名古屋 設計・製造ソリューション展(DMS)」にAras認定パートナー様がAras Innovator®を出展いたします。
http://www.dms-nagoya.jp/

是非ブースに立ち寄って頂き、Aras Innovatorを実際にご体験いただければと思います。

<出展社情報(順不同)>
SCSK株式会社:小間番号16-24
■テーマ
「次世代モノづくりへ向けたIoT&デジタルデータの活用・共有」
SCSKでは製造業のお客様へCG、CAD製品、ワイヤーハーネス・チューブなどの柔軟体部品リアルタイムシミュレーション、生産技術工程管理製品、PLM・データ管理製品等の導入のためのコンサルティング、カスタマイズ開発、導入支援のサービスをご提供しています。
■出展製品
Aras Innovator:世界初オープンソースビジネスモデルを採用したエンタープライズPLMソフトウェア

デジタルプロセス株式会社:小間番号17-30
■テーマ
「設計から生産までつなぐエンジニアリングICT」をテーマに掲げ、
PLM分野においてお客様の業務改革実現に大きく寄与する最新のソリューションを出展いたします。
■出展製品
PDM/BOMコーナー:Arasを展示

株式会社ワイ・ディ・シー:小間番号19-63
■テーマ
「製造現場を見える化 品質管理・維持に貢献」
製造実績情報を収集・蓄積・活用し、製造現場を見える化!
これらの情報を活用して、設計現場では上流工程からの品質意識として
FMEA(故障モード影響解析)作成時に設計段階からリスクを網羅的に確保
蓄積、分析した情報を元に、製造現場と設計現場を結び付け、品質管理・維持に貢献します。
■出展製品
Aras Innovator®:製品ライフサイクル管理、PLMソリューション
YDC SONAR® :品質情報統合・解析ソリューション

Aras PLMの詳細・ダウンロードはこちらから
Aras_Logo_2013
カテゴリー: イベント・セミナー | タグ: , ,